内容のある記事を書くにあたって記事の作り方がよくわからない。とりあえず勉強している本で知ったことを箇条書きにまとめてみようと思う。今回はその第一号だ。
太陽の黒点と磁気は関係しているらしい。太陽黒点にはどのような性質があるのかまとめた。
黒点の性質
1.太陽の黒点は周りと比べて温度が低い
・黒点の温度は4000~4500K程度(その周りは6000K程度)
2.黒点の磁場は大きい。(それでも冷蔵庫にメモを留める磁石の10倍くらいの強さ)
・黒点は1908年米国のヘールによってゼーマン効果を用いてはじめて観測された。
・黒点の磁場の強さは地球の磁場のおよそ1万倍。
(黒点の磁場の強さは0.2~0.4T。地磁気の強さは約46µT)
3.黒点のサイズは大きいもので数千km以上、その寿命も太陽の数回転(地球の時間スケールで数か月)ある。
ゼーマン効果とは
原子が磁場中にあると、電子のエネルギー準位が分裂、1つの準位が2,3以上の準位をもつようになる。磁場が強いとあるスペクトルが数本の輝線に分裂しやすくなる。分裂の幅は磁場の強さによるため、この性質を利用すれば太陽の光球面等の磁場の強さを測定することができる。
黒点も実際は赤みかかった光を放出しているが、その周辺の光球が発する光の方が強いので黒い点のように見えてしまうらしい。
今年の4月20日に磁気嵐があったことも記憶に新しい(コロナウィルスのネタばかりであまりニュースにはならなかったみたいだけど…)ので、太陽についてネタにしました。
情報の発信源→ http://swc.nict.go.jp/report/specialbulletin/index.html
今日、本を読んで知ったのはこの程度。ざっと見てまとめただけなので、物理の考察がなくつまらないと思われるかもしれないがご了承ください。もう少し時間をかけて勉強する必要がありそうだ。
参考書籍・サイト
『太陽地球系科学』,加藤重樹,京都大学学術出版会
https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource/tenmon/space/sun/sun03.html